2021年に電撃現役復帰を果たした馬淵優佳選手(27)。
競泳瀬戸大也選手の妻であり、2児の母親でもある馬淵優佳選手ですが、現在は本気で現役飛び込みのトップを目指して、アスリートとして、再スタートをしております。
そんな馬淵優佳選手をこれからも応援したい!
この記事で分かること
・馬淵優佳選手の飛び込みの成績は?最近と過去の成績が知りたい!
・馬淵優佳選手が出場する今後の競技日程が知りたい!
馬淵優佳選手の飛び込み成績
馬淵優佳選手の飛び込み成績として、最も最新なのが。
電撃復帰で話題になった、
2021年12月の中田周三杯という大会で、飛び込み競技は4年4ヶ月ぶりながらも、
4位入賞を果たしております。
なんと、大会へ向けての準備期間が2ヶ月のみだったということもさらに驚きです!
※中田周三杯とは
2018年から開催されている飛び込み競技の大会。日本飛び込み界の礎として讃えられている中田周三氏。その飛び込み界の第一人者である中田さんの故郷、石川県金沢市金沢プールにて毎年12月に開催されている。 中田周三さんの功績を称える大会であり、オリンピック内定選手も参加することから、注目度の高い大会となっている。
馬淵優佳さんがきっかけで、飛び込み競技を見るようになった人もいると思いますので、飛び込みの競技ルールと採点方法を紹介します。
飛び込みのルール・採点方法
飛び込み競技には、水泳競技に一種として位置づけられております。
1メートルと3メートルの高さの飛び板から、その弾力を利用して跳ね上がって飛び込む「飛板飛込」と、5メートル、7.5メートル、10メートルの飛び込み台から飛び込む「高飛込」の2種目がある。
飛び込みには、個人競技の他にシンクロナイズドダイビングといわれる2人同時に演技する演技種目がある。
飛板飛込と高飛込とも国際水泳連盟が定めた飛込規則により飛込種目が設定されており、飛び出す方向によって6つに分類されている。 競技者は、自分に合った飛び込み方法を選択し、種別の競技に出場する。 各競技、大会ごとに飛び込む回数や飛ぶべき種目、競技選択の制限などがある。
少し複雑ですが、飛び込みの種類としては6つに分かれることをお話しましたが、
飛び込み競技においては「群」という読み方で種目分けをしております。
第1群(前飛)台、飛板から前方に向かって踏み切り、前方に飛び込むもの。
第2群(後飛)台、飛板の先端に後ろ向きに立ち、踏み切って後方へ飛び込むもの。
第3群(前逆飛)前方に向かって踏み切り、台、飛板の方へ逆にかえるように飛び込むもの
第4群(後踏切前飛)台、飛板の先端に後ろ向きに立ち、踏み切って台、飛板の方へ内側に飛び込むもの
第5群(捻り飛込)空中で体を捻りながら飛び込むもの
第6群(逆立ち飛込)台の先端に逆立ちしたあと飛び込むもの ※高飛込のみ、飛板飛込では行わない。また、逆立ちの立ち直しをすると原点対象となる。
飛び込みの採点方法は?
飛込競技は、審判長1名と5~7名の審判員で審判採点が行われます。主に7名で採点されることが多いです。
「助走」「踏み切りの姿勢」「飛び上がりの高さ」「空中でのフォーム」「入水姿勢」「入水角度」(水面に垂直に入り、水しぶきが少ないのが良い)などを総合的に見て、難易を考えないで各審判員の主観により採点される。
それでいいのか!?選手によって不公平さがうまれないか心配なので、判定基準の見直しを求む! もう北京五輪のような審査基準の違和感は避けたいよね!
・完璧なもの 10点
・非常に良好なもの 8.5~9.5点
・良好なもの 7.0~8.0点
・完成したもの 5.0~6.5点
・未完成なもの 2.5~4.5点
・失敗したもの 1.5~2.0点
・全く失敗したもの 0点
得点の計算方法
7名の審査員の採点したもののうち、最高点と最低点を各2名ずつ除いて、3名の審査員の平均値に難易率を乗じたものが、その飛込の得点になります。
※5名審判員制の競技と得点を合わせるために、その得点を3倍して発表される。
難易率
飛込種目の中には、回転数、ひねり数、形などの組み合わせによって、比較的やさしいものから難しいものまであります。なので、その難しさの度合いが難易率で最低1.2から最高3.8ぐらいまでの数値が各種目によって付けられている。
馬淵優佳選手の過去の飛び込み成績
2010年(高1):日本高等学校選手権(インターハイ)飛板飛込優勝
2011年(高2):日本高等学校選手権(インターハイ)飛板飛込優勝
世界選手権 3m飛板飛込出場、33位で予選敗退
2012年(高3):日本選手権 1m飛板飛込優勝・3mシンクロナイズドダイビング優勝
日本高等学校選手権(インターハイ)飛板飛込優勝
FINA飛込ワールドカップ 3m飛板飛込に出場、26位で予選敗退、オリンピック出場枠を逃す。
高校生時代は、馬淵優佳さんの得意とする種目ではインターハイ3連覇を果たし、高校3年間は敵なし状態です。ですが、世界大会では苦しくも予選敗退で高校生での五輪出場とはなりませんでした。
2013年は、馬淵優佳選手の競技記録がありませんが、怪我でもあったのでしょうか。詳細はわかりません。
2014年(19歳)立命館大学2年:日本選手権 3mシンクロナイズドダイビング優勝
2015年(20歳)立命館大学3年:日本選手権 1m飛板飛込優勝
日本学生選手権 飛板飛込優勝
ユニバーシアード競技大会優勝
2016年(21歳):日本学生選手権 飛板飛込優勝
国民体育大会水泳競技大会(国体)高飛込2位・3m飛板飛込2位
2017年(22歳):現役引退
瀬戸大也選手と結婚したのは、大学卒業後の5月。結婚から2ヶ月後に引退をしておりますが、元々飛込競技は大学卒業までと決めていたそうです。
馬淵優佳選手の競技日程
2022年3月時点では、馬淵優佳選手の出場大会は、まだ未定となっております。
まだ先は長いですが、9月には日本選手権、12月には中田周三杯が開催されると思いますので、そこには、現役復帰された馬淵優佳選手の競技が見られるといいですね。
まとめ
4年以上も現役から離れていて、出産も経ての現役復帰。
トレーニングにおいても今までとは違い、困難なことも多いようですが、「自分ももっとできたんじゃないか」という思いを実現させるために、現役復帰を決意した馬淵優佳さん。
馬淵優佳さんのこれからのさらなる活躍を期待しつつ、これまでの競技成績をお伝えしました。
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