4年ぶりのセンバツ出場となった花巻東高校
花巻東出身の先輩として、菊池雄星選手(マリナーズ)や大谷翔平選手(エンゼルス)がいるのは、皆さんも御存知ですが、センバツに帰ってきた今年の花巻東は、どのようなチームになっているのでしょうか?
選手層の厚さでは、過去最高のチームになりつつあると言われております。
花巻東の秋季大会データ
花巻東高校の秋季大会の結果
公式戦 14試合 13勝1敗
岩手県大会優勝
東北大会優勝
神宮大会ベスト4
岩手県大会
9/13 12-1 専大北上
9/15 19-11 黒沢尻工
9/19 12-6 盛岡大付
9/20 19-9 久慈東
東北大会
10/21 11-1 東日大昌平
10/23 8-2 仙台育英
10/24 4-3 八戸工大一
10/26 4-1 聖光学院
神宮大会
11/20 6-3 国学院久我山
11/22 6-2 高知
11/23 9-10 広陵
これまで、花巻東と言えば投手力に長けている選手層が厚く、守りの野球のイメージが強いですが、今年のチームとしては、失点はするものの打撃力で競り勝ってきているようですね。
センバツへ向けて、投手陣の強化に務めてきているようですが、3月18日のセンバツ開幕で、また一段と組織力の高くなった花巻東が楽しみですね!
花巻東の有力選手
花巻東の注目は、2年生スラッガーの佐々木麟太郎選手と、主将の3年生田代旭選手を中心とする打線力、打撃パワーと勝負強さを兼ね揃えている。
昨秋の公式戦では、佐々木選手が6本、田代選手が3本のホームランを放っている。
神宮大会の準決勝で対戦した広陵との試合には、最大7点差を追いつき、惜しくも敗れてはしまったものの驚異的な粘り強さを見せております。
佐々木選手が3番、田代選手が4番を打つ。
加えて、5番を打つ小沢修選手も打線の注目選手となっている。
3名とも仲が良く、お互いに刺激をしあえるライバルとして、アドバイスをしながら実力を磨き続けている。先輩としての包容力とリーダーシップ、2年生の佐々木選手もとても謙虚に先輩を尊敬し、自分の打撃力もストイックに磨き続けている。
また、投手陣としては、エースの萬谷大輝選手もセンバツへの思いは強い。
チーム初の東北大会優勝と神宮大会出場にエースとして大きく貢献してきたものの、神宮大会では失点が多かったことが悔やまれる。
東北大会準々決勝では仙台育英の強力打線を8安打2失点に抑えて完投できたことが自信にはなったようだが、「まだ勝ち上がっていくには、通用しないボールがある」と、自信のピッチングを反省している。
大量失点をしてしまった神宮大会からは、監督からもピッチャー陣に対して厳しい言葉をかけられて、エースとしての責任を感じ、「自分自身もこのままでは、夏までにベンチにいるか分からない」と、危機感を持って日々の練習に励んでいる。
昨秋の大会では、野手に助けてもらった分、投手としてチームを助けられるようなピッチングがしたいと、センバツにかける思いは何よりも強い!
花巻東の監督がみるチーム総合力
花巻東監督の佐々木洋さんは、「花巻東らしさを強化し、チーム史上最強の打線で挑む!」と意気込みを語っています。
神宮大会での結果は、満足できるものではなく。「神宮で戦ったメンバーではセンバツに臨むことはしない」と、はっきり選手達に伝えているそう。
選手層の厚さは、選手達それぞれが日頃から競争心と危機感を持って練習に臨んでいるからこそのものでしょうね。
そんな佐々木監督は、
戦術にプラスして長打もレベルアップしてきたことで、花巻東の野球がかわり始めているが、固い守りがあった上での攻撃という基本をしっかりと強化してセンバツに臨みたい。と話しています。
野手陣の打撃能力が高くなっているなかで、まだまだ投手陣への期待をかけている印象。監督の愛のこもった厳しさが、どれだけ投手陣をかりたて、守りの花巻東野球の復活になるのか。
いずれにしても、選手陣には。
このご時世で、体調管理には十分に注意して、できることを一生懸命にして欲しいですし、いま頑張っている自分自身のことを認めてあげて欲しいですね!
まとめ
いま世界一有名な野球選手といっても過言ではない、大谷翔平選手の母校というだけで、甲子園に出場すればそれだけ注目される花巻東ですが、
チームには、プレッシャーに感じること無く、自分達の野球を全力でして欲しいですね!
秋季大会から、さらに成長をした花巻東に期待しています!
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