マスク生活の長期化が起こした現象
素顔を見られることに抵抗を感じる若者が増えており、「コロナ後も着用を続けたい」と考えている若者が急増しているようです。
「マスク姿だと2割増しに見える」と、マスクを外して幻滅されたくない。と、社会人の30代以下の年齢層を中心に。マスクを外すことを恥ずかしいことと捉える「顔パンツ」化が広がっています。
感染対策の上でのマスク着用は、今や社会において、人と接する時には暗黙のルール・最低限のマナーとして定着している。
最近では、そのデザイン性や機能性も様々で、おしゃれ効果や小顔効果があることも、この現象の要因になっているのでしょう。
「顔パンツ」の心理
たむらメンタルクリニック(中区)の田村達辞院長は、若者のマスク依存を「対面コミュニケーション不全の一つ」と指摘。人との直接的なやりとりに苦手意識を持つSNS世代の「新たな現代病」になりつつあるとみる。「顔を覆って自己防衛し、コンプレックスや自信のなさをカバーする。コロナ後は『自主的マスク生活』が定着するかもしれません」
引用元:
https://news.yahoo.co.jp/articles/055c5dccde0fb1ac38cd07091381e6f07c386959 より抜粋
と、専門の先生もコメントを寄せておりますが。
社会人の皆さん忘れてはなりませんよ。(ここからは、持論です。どうかお付き合いを。)
「顔パンツ」の対策!
人とのコミュニケーションに与える影響を示したものとして、「メラビアンの法則」というものがありますが。
メラビアンの法則は、非言語的コミュニケーションの重要性を説いたもので、コミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合は……
言語情報(話の内容など):7%
聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
視覚情報(見た目など):55%
と、言うふうに。コミュニケーションにおいて見た目が相手に与える影響は、50%以上を占めるのです。
「だから、マスクをつけていれば、印象良くて安心じゃん!!」
と、思うかもしれませんが。 そうじゃないんです!!
マスクを着用することで、相手に与える想像的な印象は、もしかしたら2割増しになることもあるのかもしれませんが、冷静に考えて。
コミュニケーションに大切な印象の50%以上は失っているという事です。
あまりにも、マスク生活が長期化していることにより、対人関係の中で、マスクの中の表情を失っている人も多いのでは無いでしょうか?
喜怒哀楽、人の表情から相手に伝わる印象は大切なことです。
結論は?
マスクの下の自分の顔で、判断や印象の持ち方を変えるような人は、人を表面でしか見ない人なので、そこまで気にするような付き合いはしなくて良い。
と、いうことです。
また、あまりにもマスクに慣れてしまうことで自信を失ってしまうことも懸念されます。
なので、顔パンツ化 による影響への対策は。
「マスク無しで行っていたコミュニケーションにおいて、自分たちが大切にしてきたことを忘れないこと」
これが、私が思う対策です。
あなたの笑顔には、マスク以上の魅力があります。そのことを忘れないで。
いつか、マスクが要らなくなる未来を信じて、本当に大切なものを見失わないようにしていきましょう。
とはいえ、現状がまだまだ。新型コロナの感染対策において、マスクの着用は必要不可欠な状況なのは、かわりません。
もう、本当に。コロナが憎くてしょうがない限りです。
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