寒中見舞いに一言を添えてあなたの想いを贈ろう!例文紹介します!

お相手の方に寒中見舞いを出す際には、
「ついつい後回しにして年賀状を出すのを忘れてしまった」
「身内に不幸があったことを伝え忘れていた方から年賀状をいただいた」
「送り先の方が喪中であることを知らずに、年賀状を送ってしまった」

と、いうケースがほとんどだと思います。

そんな時に、
相手を想い、挨拶や謝罪、お礼を申し上げる時の文面には思いを込めて「寒中見舞い」を出したいですよね

目次

寒中見舞いを出す上での注意

○寒中見舞いを出す時期がある程度決まっているのは、ご存知ですよね!要注意ですよ!
一般的には、寒中見舞いは1/7~2/4まで。(松の内が明けてから、立春まで)と、されています。※地域によっては、多少の期間の違いがあります。
○寒中見舞い本文には、なるべく一文字開けて句読点を利用しないほうが無難です。
句読点を使わないことが、寒中見舞いのマナーとみられることもあります。
○ 「寒中見舞い」ということで、見舞いが主旨ですから、それから逸脱しない程度の言葉を添えて、主客転倒しないように気をつけましょう。

寒中見舞いを送るケースに応じて相手に与える印象を大切に

受け取り手にとっては、やはり気持ちを込めた一言が添えられていたら、より一層ありがたいものになりますよね。
しかし、大切な親族を亡くされてご傷心でおられることも踏まえて、なるべく簡潔にお相手を思いやる言葉を綴っていきましょう。

相手のことを想って送るものですから。心のこもった寒中見舞いを届けましょう。

寒中見舞いの本文については、大方の例文が決まっており、紹介するサイトは多数ありますので、等サイトでは寒中見舞い本文の例文は省略させていただきます。 申し訳ありません。(ハガキのイメージのみにさせてもらいます)
あくまで、寒中見舞いに添える一言の提案をしていきます。

季節のご挨拶や、年賀状を出しそびれた場合

会社の上司や、目上の方に対して添える一言

「本年もご期待に添えるよう 精一杯努力いたします」

「さらなる成長を目指して 邁進していく所存でございます」

「旧年の経験を活かし 本年はご期待に応えるべく精進してまいります」

「いつも温かくご指導いただき ありがとうございます」

「いつも心遣いをありがとうございます」

「いつも温かい声援を ありがとうございます」

など、今年もお仕事に精一杯努めていきます。的な印象の言葉が無難でいいでしょう。  少し、堅苦しさは感じるかもしれませんが。ビジネスマナーとして、しっかり言葉を選んでいきましょう。 自分のやる気が伝われば、上司に与える印象もぐっと高まります。

取引先などに対して添える一言

「本年も御社のご要望に精一杯お応えするべく 精進する所存でございます」

「みなさまのお役に立てるよう 一層の努力を持ってご厚情にお応えしてまいります」

などの類の言葉が良いでしょうね。あくまで相手を立てるイメージで、シンプルに一言を添えます。誠心誠意、これからも宜しくおねがいします。との意を込めて。感謝の気持ちで。

親戚に対して添える一言

「ご無沙汰しております みなさまはお変わりありませんか」

「健やかな毎日をお祈りしております」

「子ども達がすくすくと成長できるよう 願っております」

「また 元気にお会いしましょう」

など、主に健康やご多幸を願う一言が望ましいでしょうね。
普段から良く会う仲の良い親戚なら、世間話のような雰囲気でも良いでしょうね。

同僚や友人に対して添える一言

「ご家族みんなが 笑顔いっぱいの毎日を過ごせますように」

「お互いにとってますます良い年になりますように」

「いつも応援してくれてありがとう」

など、気心知れた間柄であれば、フランクな感じで、気楽な一言でも良いでしょう。
また、こちらの近況などのかるく織り交ぜても良いかと思います。

先に年賀状をいただき、松の内までに返礼を送れなかったときの年始の挨拶をする場合

※松の内は、地域により異なる場合もありますが、一般的には1/7まで。門松を飾る期間のこと。

この場合は、先に年賀状を頂いておきながらも、すぐにお返事が出来なかったことへの謝罪の念が意識されますので、上のハガキの例文のように本文中に謝罪と新年の挨拶を織り交ぜた方が良いでしょう。

もし、この場合にも一言を添えるとしたら、

「今後とも 変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い致します」

「お風邪など召しませぬよう ご自愛くださいませ」

などの、お相手との関係性の継続を願う一言や、お相手を気遣う一言の方が良いでしょう。

先方が喪中のために、年賀状の交換ができなかったときの年始の挨拶としての場合

上記のようなハガキの文章的には、関係性の近い友人や親戚などへ送るような文面ですが、送り先が上司や目上の方の場合は、きちんとビジネスマナーを通して、失礼のない文面に気をつけましょう。特に、お相手が上司の場合は、極力寒中見舞いを出したほうが良いでしょう。

上司や目上の方へ添える一言

「ご服喪中との由を賜り 年始のご挨拶を失礼させていただきました」

「静かにお越年のことと存じますが ご自愛のほどお祈り申し上げます」

「日ごとに寒さが厳しくなっておりますので お体を大切にお過ごしください」

など、お相手の体を案じつつ、敬う言葉でまとめる方が良いでしょう。
傷心されていることを念頭において、一言を添えていきましょう。

親戚や友人などへ添える一言

「大切な方を亡くされ 心中お察し申し上げます」

「厳しい寒さが続きますので ご自愛くださいませ」

「〇〇様のご冥福を 心よりお祈り申し上げます」

親しい間柄にしろ、お悔やみのお言葉は丁寧に添えるのが望ましいと思われます。
敬い言葉では無いにしろ、丁寧にまとめるように意識して差し上げてください。

喪中と知らずに年賀状を出してしまった方へ、お悔やみとお詫びを兼ねる場合

この場合は、送り先の相手に関係なく、気持ちを込めて謝罪もしくは故人を偲ぶ一言を入れるほうが良いでしょう。親しき中にも礼儀ありの心です。

喪中に誤って年賀状を出してしまった謝罪として添える一言

「謹んでご冥福をお祈り申し上げます」

「謹んで哀悼の意を評します」

「喪中を存じ上げずに年賀状をお送りし 大変失礼いたしました」

「〇〇様の逝去を 心よりお悔やみ申し上げます」

続柄と敬称】相手の御家族を指す敬称を紹介

故人との続柄手紙やハガキの文中で用いられる主な敬称
1.祖父ご祖父様、御祖父様、おじい様
2.祖母ご祖母様、御祖母様、おばあ様
3.父ご尊父様[ごそんぷさま]、お父様、父上[ちちうえ]、お父上、父上様、お父上様
4.母ご母堂様[ごぼどうさま]、お母様、母上[ははうえ]、お母上、母上様、お母上様
5.夫ご主人様、ご夫君様[ごふくんさま]
6.妻ご令室様[ごれいしつさま]、ご令閨様[ごれいけいさま] 、奥様
7.兄兄上様、◯◯様(名前で)、ご令兄様[ごれいけいさま]、お兄様
8.姉姉上様、◯◯様(名前で)、ご令姉様[ごれいしさま]、お姉様
9.弟御弟様、◯◯様(名前で)、ご令弟様[ごれいていさま] 、弟様
10.妹御妹様、◯◯様(名前で)、ご令妹様[ごれいまいさま] 、妹様
11.息子ご子息様、ご令息様、お子様
12.娘ご息女様、ご令嬢様、お嬢様、お子様
13.おじ◯◯様(名前で)、伯父上様(父母の兄または義兄)、叔父上様(父母の弟または義弟)
14.おば◯◯様(名前で)、伯母上様(父母の姉または義姉)、叔母上様(父母の妹または義妹)

寒中見舞いに添える一言について(まとめ)

以上のように、誠に勝手ながら。寒中見舞いの文中に添える一言として、まとめてきましたが。
季節のご挨拶として、使われてきた寒中見舞いですが。
最近では、喪中のお方へ向けて送られることが多いのかと思います。

なので、お相手の心を察して。完結で、心を込めた一言で。お相手には、充分かとも思います。
寒中見舞いそのものが、人を思いやる日本人の心が残してきた文化だと思いますので、この見舞いの意が失われることの無いように、していきたいものですね。

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