人気俳優であり、映画監督としても実績のある榊英雄監督。
その榊英雄監督の過去の不祥事が原因となり、公開寸前の映画「蜜月」が公開中止。
今後の監督作品においても公開未定となっている。
榊英雄監督の過去作品に出演していた女優達による告発によって、今回の榊英雄監督の犯してしまった罪が明るみになってしまった訳だが、元々は榊英雄監督が主催する役者育成のワークショップの参加者であることが分かっています。
なぜそのようなことが起きてしまったのか。
この記事では、
・榊英雄監督に抗議をしたワークショップ出身の女優は誰?
・榊英雄監督はなぜそのようなことをしてしまったのか?
・榊英雄監督作品「蜜月」主演の佐津川愛美さんの涙を真意は?
というところで、私の見解を交えて書いてみました。
榊英雄監督に抗議をしたワークショップ出身の女優は誰?
結論、抗議をした女優達は関係者の迅速な対応により、守られております!
今回のニュースは、あまりに被害者にとって辛く、告発するにもかなりのリスクを負うことを覚悟の上だったと思いますので、そんな女優さん達を守る対応がすでになされています。
今回、文春が報じた。榊英雄監督から被害を受けたと告発している女優達は、
・榊英雄監督の過去作品に出演経験がある。
・榊英雄監督のワークショップに参加していた。
と、ありました。
この2つのヒントがあれば、簡単に特定できますし、少し調べただけで、榊英雄監督は2つのワークショップに関わっていたことが明らかになりました。
それが、
○ アクターズ・ヴィジョン
○ ジャパン・エンターテインメント・アカデミー主催「演技ワークショップ」
の2つです。
『アクターズ・ヴィジョン』
「榊英雄監督 ワークショップ」で検索をすると、すぐにアクターズ・ヴィジョンの名前が出てきますが、
すでに、榊英雄監督が関わっていたページは削除されており、詳細も分からない状態になっております。
『ジャパン・エンターテインメント・アカデミー主催の演技ワークショップ』
こちらのジャパン・エンターテインメント・アカデミー主催のワークショップでは、映画のメインキャストへの抜擢の可能性もあるということで、本気で役者を夢見る方々の参加があったであろうと思います。
ジャパン・エンターテインメント・アカデミーは、総合芸能プロダクションJME(ジャパン・ミュージックエンターテインメント)の直轄する実践型の芸能スクール。
鈴木雅之、鈴木杏樹、ユースケ・サンタマリア、篠原涼子、谷原章介、上地雄輔、千葉雄大、芳根京子、北村諒、富田望生、加藤綾子などの芸能界の第一線で活躍する役者やタレントが所属するJMEの直轄の芸能スクールとあらば、多くの参加者が募ったことだろうと思います。
こちらも、情報が非公表となっております。今回の問題がきっかけなのか、以前からワークショップが廃止とさていたのかは定かではありませんが、関係者は分からない状態です。
こちらのスクールに関する口コミ情報も、非公表になっている状態でした。
今回、勇気を持って抗議をした女優さん達が誰なのかは、特定できないように配慮されております。
榊英雄監督はなぜそのようなことをしてしまったのか?
今回の1件で、榊英雄監督は、「合意の上での行為だった」との発言もあったように書かれている情報誌もありますが、これが事実であったとしても、それはあくまで加害者側の身勝手な言い分でしかありません。
自分が、強い立場にいることを利用した上での、強要に過ぎず。その場の恐怖に我慢せざるを得なかった背景があるのかと思います。
合意と思い込む心理ケースとして
・自宅に女性が来れば合意だと思いこむ。
・ホテルや自宅のベッドルームに入れば合意だと思いこむ。
・ある程度まで女性が近づけば、それが合意だと思いこむ。
などという。
自分都合のみの解釈になってしまう傾向にあるようです。
ひどい場合には、相手の拒否反応さえ、自分の都合の良いように捉えてしまうようなのです。
しかし、役者になりたい女性と、映画監督という関係性上、女性側にはとても簡単には断りづらい状況ですよね。
シンプルに相手の心身的苦痛を考えられず、女性の人権を忘れてしまったような今回の1件は、とても養護できるものでは無いでしょうね。
ちなみに、榊英雄監督のTwitterアカウントは鍵垢になっており、すぐに関係者や共演者、関係者への被害を最小限に抑える働きを見せています。
榊英雄監督作品「蜜月」主演の佐津川愛美さんの涙を真意は?
上映中止となった映画「蜜月」で主演(美月役)を演じた佐津川愛美さんは、3月8日に行われたプレミア試写会で登壇した際には、
劇中で主人公・美月の17歳から32歳を演じたが「美月を…ごめんなさい」と涙で言葉が出なかった。一瞬、間を置いて、気持ちを整えると「今日は、初めて皆さんに見ていただける日なので、純粋に、見ていただけるのが、ありがたいなという気持ち」と口にすると、また涙で声を詰まらせた。
引用元:日刊スポーツより
と、語っていたようです。
この声を詰まらせるまで涙したところは、単に嬉し泣きではなく、撮影が本当に女優として身を削りながら、必死に演じてきたのだろうなと、感じるものがあります。
実際に映画を観た人の感想では、
と、演者の本気度が観ている人にも伝わる作品になっていたようです。
鬼気迫る内容が予想されますので、公開されれば話題の作品になったことでしょうね。
公開中止となったいま、出演者の方々は、何を思うのでしょうか。
榊英雄監督のニュースが報道された後には、出演者の心配をする声も上がっております。
撮影の辛さが伝わってくる蜜月の舞台挨拶の記事の佐津川愛美さんのコメントを読んだばかりだったから榊英雄の行いのせいで映画の公開が一旦中止とか重過ぎるわ 被害受けた女優さんも佐津川さんもちゃんとケアしてもらえますように
まとめ
以上。
・榊英雄監督と関係のあった女優さんは、関係者によって守られている。これ以上の考察は、勇気を出して告発した女優さん達の名誉のためにも、深追いしたくありません。
・「蜜月」の主演を演じた佐津川愛美さんの試写会での涙からは、辛かった、必死だったであろう撮影の裏側が感じられる。
との、個人的な意見です。
最後まで、ご拝読いただき、ありがとうございました。
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